OKINAWA UNDERGROUND沖縄アンダーグラウンドの音楽シーンを隔月でご紹介

Vol.015

『ワンチャイコネクション』Cover Photo by DAITAKU

沖縄地下音楽 Vol.015

2025/1/1 発行

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A Happy New Year!

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

2024年、実にいろいろなことがありました。
沖縄地下音楽を通じて、レポートやコラムの寄稿、写真提供、、インタビューなどご協力をいただいた皆さん、ありがとうございます!
毎週のように沖縄県内で開催されたライブイベントでは、沖縄県内、県外の演者たちの素晴らしいライブパフォーマンスに撃ち抜かれました。
また個人的には、多くのバンドをレコーディングさせていただいて、改めて音楽制作の楽しさを実感した一年でもありました。

そして、沖縄地下音楽ですが、次回3月の更新は見送らせていただいて、大規模なリニューアルを検討しています。
小さな記事を不定期で配信できるような形にしたいという考えはあるのですが、そこは追ってお知らせしたいと思います!

2025年も、すでに怒涛の一年が約束されている沖縄ローカルシーン。
より多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、心から祈っています!!

本年もよろしくお願いします!

沖縄地下音楽・編集長ウッチー

Disc Review

ディスクレビュー・ALKASILKA「ききゅう」

沖縄・コザを拠点に、沖縄県内・県外はもとより、アジア、ヨーロッパなど世界各地をツアーして回る「アルカシルカ」
そんな彼らが激しいツアーの最中に完成させた3rdアルバム「ききゅう」
あたりまえの「生活」があるからこそ、さまざまなカタチの「表現」が生まれ、「居場所」が育まれてゆくのだと語る彼らの想い、揺るぎない主張がぎっしり詰まった作品が手元に届きました!少しだけ作品の感想を書きたいと思います。

ライブレポート:うっちー
『沖縄地下音楽』編集長・久米ABD RECORD’S BAR オーナー。
神奈川県横浜市出身。
タバコはアメスピの黄箱。

ALKASILKA「ききゅう」
CDフォーマットのこの作品は、全国各地のインディー作品取扱店やライブ会場で入手可能です!

窓を開けれる
食事ができる
布団で寝れる
そんな当たり前の朝を迎える

「WE HOPE!WE HOPE!」のシュプレヒコールと、ボーカルUの喉もちぎれんばかりの絶唱でアルバムの幕を開ける1曲目「WE HOPE!」
どこか懐かしいアコーディオンの調べにのせて伝えられるメッセージに胸を突かれる。
自分や自分の家族や仲間たちに「当たり前な暮らし」があるのは、たまたまこの日本という国が戦禍にさらされていないからなのだ。
海の向こうには常に紛争・戦争があり、街と田畑が焼かれ、暮らしが破壊され、多くの命が奪われ続けていると昔から知っていた。
小さな声かもしれないし、声にならない声かもしれないが、辛い暮らしを強いられ、理不尽に虐げられ続ける人々に、どうしたら安寧な暮らしが戻るのか?
この日本という曖昧な平和に彩られた国での暮らしが、どうしたらこれ以上ひどくならないのか?どうしたら日々の暮らしを守っていけるのか?
求め、訴え続ける気持ちを忘れたくないと思う。

2曲目、3曲目と聴き進めながら、畳み掛けるように鳴らされる短く早急な楽曲群に胸をつかまれては、「なぜ不自由なのか?」「なぜ差別は無くならないのか?」たくさんの考えに心をかき乱されるのが、むしろ心地よく感じられる。
普段、何気なく日々を過ごしながら、こんなにも多くのことに無関心でいられる自分に愕然としたかと思えば、強烈に共感してしまって、こんなにも自分が強く思っていたことがあったのか!ということに気付かされたり。

ところで、この作品のブックレットは各曲の歌詞に呼応するように物語が綴られていて、楽曲解説にかわる試みとなっている。
時に生々しく激しく、時に優しい文体で綴られたその物語は、まさにU君の語り口そのもののようで、大変「目と耳に」心地よく響いた。
是非手に取って楽しんでもらいたいので、その内容に触れることはできないけど、楽曲に込められた想い・問いがさらにクッキリと形を成してゆくのがとても面白い。

地雷よりも野菜を!戦場よりも農場を!
爆撃よりも種まきを!戦車よりも荷車を!
兵隊よりも農家を!銃声よりも歌声を!

8曲目「地雷と野菜」は、こんなメッセージで始まるのだが、「自由と平和を希求する者たちのアンセム」たりうる曲として聴いた。
戦争で誰が良い思いをするだろうか?誰も幸せにならないし腹も膨れやしない。
新鮮な空気が吸えて、温かい食事を仲間達と囲み、暖かい布団で寝てまた朝を迎える。
1曲目「WE HOPE!」で綴られた、そんな「当たり前な暮らし」は、どんなにか尊いものだろう!と、今朝家族と食べた昨夜の残り飯を思い出しながら、今この原稿を書いている。

何度でも言わせてよ
地雷は野菜に敵わない

とアルカシルカは謳う。
こんな「自由と平和を希求する者たちのアンセム」が、言葉や形を変えながら、さまざまな街、さまざまな国で、きっと今この時も謳われているに違いないと思う。
そしてそれが世界中に広く伝播していって、大きなうねりを生んでゆくのだと強く信じている。

そして!CDアルバム「ききゅう」に収録の
「地雷と野菜II」を7インチのアナログ盤としてシングルカット!

B面には1st Albumに収録されていた楽曲の歌詞やアレンジを丸ごと変えた「Hate & War 2025」も収録。
その他にもボーナス曲として、バンド結成初期からの定番曲「シラフの唄」の再録及び、アルカシルカがゲーム楽曲として提供した「地雷と野菜」を路上演奏バージョンを収録。
今作はシルクスクリーン印刷されたスケルトンジャケットを採用したカラーバイナルの特別仕様になっている。

スケルトン仕様のカラーバイナル!!

アルカシルカ3rd Album CD「ききゅう」

【収録曲】
01.WE HOPE
02.BLACK OUT
03.不自由の女神
04.カナヅチの魚
05.-Bella ciao-
06.왜?why? 为什么?
07.-あたらしい服1-
08.地雷と野菜
09.-あたらしい服2-
10.AFTER LAND
11.-HObE ME-

本作品は、アルカシルカ・メンバーの通販ショップでも予約受付中です!

「ききゅう」アルカシルカ3rd Album CD
https://pogotown.theshop.jp/items/95897836

「地雷と野菜e.p.」アルカシルカ 7インチレコード
https://pogotown.theshop.jp/items/95896766
予約販売:2025年1月10日 から順次発送

Live Report

ライブレポート「リコーダーズ」

ライブレポート:うっちー
『沖縄地下音楽』編集長・久米ABD RECORD’S BAR オーナー。
神奈川県横浜市出身。
タバコはアメスピの黄箱。

2024年12月15日(日)に那覇市久米のThe Hologram Cityで開催された「アンチサブカルチャークラブ3 -DAY2-」

“消費と搾取”からサブカルチャーを取り戻そう

をキャッチフレーズに「ワンチャイコネクション」主催のもと集まったバンドは、東京から「bulbs of passion」「Slowmarico」、沖縄からは「AKKANBABYS」「ワンチャイコネクション」「リコーダーズ」となんとも個性的な面々!
メインカルチャーとは一線を画して、各地のローカルシーンから自然発生的に生まれ、時には大きなムーブメントを巻き起こしていった「サブカルチャー」がその意味を見失って久しい。
かつて一世を風靡したアノ書店発祥のサブカル雑貨店も、今やご当地土産物屋のごとき退屈で溢れかえる始末。

そんな情け容赦ない世の流れからサブカルチャー本来の意味を取り戻そうぜ?
という意味の「アンチサブカルチャークラブ」と僕は受け取っているのだが、そんなイベント名に負けない攻め攻めのLIVEが楽しめる一夜とあって、たくさんのお客さんで会場はごった返していた。

リコーダーズ・左からショータ(Ba&Vocal)ヨシハマ(Dr)ナツキ(Gt&Vocal)

爆音につぐ爆音・・・かと思いきや!?

AKKANBABYS、Slowmaricoに続き、ステージに立ったリコーダーズ
とにかく音がデカいこの界隈の中でも特に凶暴なビッグマフで知られる(?)ナツキのギターがいつにも増して吠えるように響き渡る。

のだが、、、いやまてよ?ベースボーカルの歌がしっかり聴こえてくる?!
いつものライブの趣は、激しいディストーションギターの海の中、埋もれ気味に聴こえてくる唄声という、爆音シューゲイザーに近い印象のバンドなのだが、この日の彼らは少し違うのだった。

初CDシングルとなる2曲入りの「Hustler / ルートビア」はこの日からライブ会場での販売を開始

しっかりと唄を聴かせながらも、時折切り裂くようなファズギターのド爆音を打ち込んでくる怒涛の数曲の後、短いMCでこの日から販売を開始したCD作品の紹介があり、その作品に収録された2曲をエンディングとして演奏したリコーダーズ。

MCにもあったが、この2曲のレコーディングにエンジニアとして関わらせていただいた。
したがって、多分誰よりも、もしかしたらリコーダーズの皆さんよりも何回も聴いている2曲である。

1曲目は、元気な頭打ちドラムと上昇気流のような高揚感に満ちたコード進行が印象的な「Hustler」
「僕から逃げていった何かを拾っていく」
と唄われるこの曲を何十回と聴きながら、なんとも心がむず痒い想いをしたものである。
彼らが、どのような気持ちで唄っているかはわからないのだけど、つい自分に重ねてみると、そこそこ長い人生の中で多くのものを失ってきたわけだが、「そうか、逃げていったのか・・・」とハタと気付かされた。頑張って拾い続けてます。はい。

2曲目は、ふわふわととりとめのないリリックとメランコリックなメロディラインがなんとも郷愁を誘う「ルートビア」
季節は唄われていないのだが、僕にとっては多分夏の終わりくらいで。
場所は唄われてないのに横浜は金沢八景の海の公園で。
若い頃の自分が「ただスローモーションの中にある不安」に駆られているのである。

2曲とも、ちょっと聴くとすごくシンプルな楽曲なのに、実に複雑にサウンドが絡み合いながら、ハッピーエンドを彷彿とさせる独特の文節(っていうのかな?)で綴られる唄世界を構築しているということに、録音しながら驚いたのでした。

ライブ会場で聴く彼らとは全く違う姿がそこにはあり、「これはすごい作品になるぞ!」と初めからわかった。そんなレコーディングとメンバーとやり取りを繰り返しながらのミックス作業が、とても楽しかった。

そして、この日のライブ会場で、まさに僕がライブで聴きたかったHustler、ルートビアの2曲を聴くことができて、目頭が熱くなったのでした。

装丁もすごく可愛らしいこの1枚、ライブ会場で見かけたら是非お手に取ってみてください!

リコーダーズ 2024年12月15日 The Hologram City
「アンチサブカルチャークラブ 3 -DAY2-」

ライブ情報など・リコーダーズ公式X
https://x.com/recorders___

Live Information

北海道・札幌のポエタナティブ・ロックバンド「喃語(なんご)」初来沖決定!!

左から、照井 茜(Bass)武田 紀亮(Guitar / Poetry Reading)岩崎 隆太郎(Drums)
:Photo by 樫原汐

自らを「ポエタナティブ・ロックバンド」と称し、プログレでもハードコアでもないオルタナティブな楽曲にラップでも読経でもない朗読のようなボーカルをのせて展開するそのスタイルは、まさにワンアンドオンリー。
非常にオリジナルで、微妙にシニカルで、異常なまでにテクニカル。
流れるように操られる変拍子の嵐に揺蕩う楽曲群は、簡単にマスロック(Math rock)とも括れない独特の音空間をつくりだし、自然に体を揺さぶってくる。
メンバーは全員気さくで、週末はヒグマの背中に乗りどんぐりを探している。

武田 紀亮(Guitar / Poetry Reading) :Photo by 樫原汐
照井 茜(Bass):Photo by 樫原汐
岩崎 隆太郎(Drums):Photo by 樫原汐

そんな「喃語」が、2024年8月発売の3rdアルバム「すけしふしぐ」を携えて、2025年9月13日・14日の二日間、初沖縄ツアーを敢行します。

2025年9月13日(土)コザ・GIG STUDIO 騒音舎
2025年9月14日(日)那覇ABD RECORDS & The Hologram Cityライブサーキット

の2公演、沖縄勢も着々と調整中です!

まだまだ先のライブイベントですが、是非心に留めておいてくださいね!

ライブ映像

2023.11.4 (土) @下北沢LIVE HAUS
ランチブレイク / 喃語 / chikyunokiki 3man live「来訪」より

撮影 : デザインどころ コマドリ舎
https://www.instagram.com/komadori_sha/

2024.03.16 (土) @下北沢BASEMENT BAR
salsa”ANGLE” release tour Tokyo special.
“(Re)ABUKU UNDERGROUND”より

撮影:ニセゾー
https://x.com/nisezo

3rdアルバム「すけしふしぐ」

アルバムタイトル「すけしふしぐ」「すこしふしぎ」から派生させた造語で、これまで同様のオルタナティブとポエトリーリーディングを合わせた”ポエタナティブ・ロック”という独自のジャンルを更に追及した一言では語れない少し不思議なサウンドとなっている。

ライブでは馴染みの楽曲である「赤い電車」をはじめ、サンプリングやアンビエントのようなアプローチなど、ロックを越えた領域にも踏み出し音楽表現の間口をさらに広げた楽曲を展開。

それぞれが独特の味わいを持つ6つの物語と組合わさり「すこしふしぎ」な作品集として結実している。
レーベルは前作と同様にデザインプロダクションDEXTUREが手掛けるレーベル「TAMBURO」からリリース。

3rdアルバム「すけしふしぐ」

2024年8月31日発売 3rd album 「すけしふしぐ」
¥1,980円(税込)
企画品番:TBRM-002
レーベル:TAMBURO

<収録曲>
1.穴
2.まれびと
3.万引き
4.犬
5.赤い電車
6.パレード

Rec,Mix,Mastering 山崎”JACKY”優一(SOUND CRUE)
Art direction & design 久米井大輔(TAMBURO / DEXTURE) 武田紀亮

Photo by 樫原汐

喃語・沖縄公演
2025年9月13日(土)コザ・GIG STUDIO 騒音舎
2025年9月14日(日)那覇ABD RECORDS & The Hologram Cityライブサーキット

※詳細は決定次第発表します!

「すけしふしぐ」CD作品(喃語ショップ)
https://naaango.base.shop/items/90412040

「すけしふしぐ」サブスク配信
https://distrokid.com/hyperfollow/nango2/G9rN05ENy8g

喃語・公式X
https://x.com/naaango

写真提供:樫原汐(カシハラジャク)
X:@KA_E_37
https://x.com/KA_E_37

Instagram:@ka_e_37
https://www.instagram.com/ka_e_37/

Column

地獄車・下JOコラム『俺は無力で透明な存在』〜先月からの続き〜

コラム:下條
バンド地獄車ボーカル
D.Y.N.(Dead Yakisoba Noodles)ボーカル
獄楽浄土ボーカル

俺は無力で透明な存在〜先月からの続き〜

2024年10月に開催された「中出し少年とOutputで文化祭」フライヤー

去るこのイベントへ参戦した時の話
東京から
バンド中出し少年が来沖!
以前対バンしたこともあり
また俺の好きなバンドでもあるNK出し少年
これは行くしかないわけで
もちろんライブは最高に盛り上がって
大いに満足で家路に着く

そして駐車場で
とあるバンドマンとバッタリ!
彼もこのイベントに参戦していた
会場でタイミング悪く挨拶出来なかったので
ここでご挨拶したら

お疲れ様です
今日めっちゃ良かったです!

ん?俺が?

俺なにかしたかなと?
確かにライブで暴れていたが?

と、よくよく話聞くと

俺をNK出し少年のメンバーと勘違いしている?

坊主にヒゲで、わがままボディ
否メタボな私

NK出し少年と私
見た目はまんま
メンバーでおかしくはない
ていうか
違和感なし!

だけど、、、
俺この人と過去に何度か対バンしてるだよね、、、
付き合い長いんだけど、、、

俺はもう面倒くさくなって否定せずに
ははは、ありがと、、と彼とサヨナラした、、

とうとう
バンド仲間からも俺は認識されなくなってしまった、、、

地獄車は
オワコンと言われてる!
と小耳に挟んだけど
ここまでかと、、

と、後日
そんな話が
NK出し少年のメンバーに伝わり

ならうちに入りませんか?と誘われた!

俺は二つ返事でオッケーしました!
てかNK出し少年好きだし名誉なこと!

といいつつ
俺が上京するのは無理だし
(地獄車がメインだし、諸々の事情で上京は無理ゲー)

私、下條、NK出し少年沖縄ライブ限定でメンバー入ります!

災い転じてなんとやら
NK出し少年沖縄ライブの時は
みんな遊びに来てね!

はい、みなさんご一緒に!

でも嬉しい反面
ちょっと残念なことがあって

それは
ミカヅキ上田さんがNK出し少年のナマ娘(コーラス担当)を卒業したこと
俺は彼女のファンだし
ぶっちゃけ
NK出し少年好きになったのは
彼女がいたこともあった
前の沖縄ライブで
彼女と会えて嬉しかったんだよね
またミカヅキさんとも会えますように

ミカヅキ上田vsてんちむ
てんちむにケンカうるミカヅキ上田に惚れた

ミカヅキ上田とは

下條推しのピン芸人であり、ものまね、幽霊専門女優としても活動されているマルチな才能を持つお方です!
こちらで詳しく紹介されています。
https://okazaki-loops.com/mikazukiueda-about/

C-mojo(X 個人アカウント)
https://x.com/CruzShimojo

D.Y.N.(Dead Yakisoba Noodles) 公式X
https://x.com/DEAD_YAKiSOBA2

地獄車 -鉄拳制裁

Column

コラム『DJ SWANの woho woho dream diary Vol.12〜そろそろガチで大麻の話をしようか〜』

コラム:DJ SWAN(aka.Hoseya Barraza)
那覇市久米のThe Hologram Cityオーナーにして、THCBOYSボーカル、WOHO代表といくつもの顔を持つ魔窟の民。
心のアイドルはチェッカーズ!サードアイを持つ。

明けましておめでとうございますm(_ _)m♪
昨年は本当にたくさんの方々にお世話になりました。ありがとうございます。県内外のアーティストの方々に「The Hologram City」でたくさんイベントして頂いたし、さらにHologram City10周年てことで、我ら発信のパーティーもたくさん打たせて頂きました。さらにDJ活動であったり「THCBOYS」としてであったり、色んな場所に呼んで頂き刺激と出合いに溢れた一年を過ごすことができました。
そして、ずっと想いを馳せてた2025年がいよいよ始まります!
今年から活動名をホセヤバラーザ改め、DJ SWANになります!よろしくお願いします♪

ワシSWANよ〜

さて、2024年12月に大麻に関する法律が一部改正されました。

以前は大麻の所持や栽培、販売などは罰せられましたが、使用に関しては罪にならないとのことでしたが、改正後の今、使用することも罪になりました。
欧州やアメリカ、昨今ではタイ等でも自由化が進むなか、ここJAPANでは時流と反対側に進む流れですね。

自分も正直言って吸ったことあります。所持は無いですよ!フン!
でもこれからは、なにがあっても吸いません!流れ者の外国人がやってきて上物を僕の前でチラつかせてもゼッタイにダメ、ゼッタイ!フン!!だから、誰も持って来るなよ〜ほんとだよ〜。いちお言っとくけど、ダチョウ倶楽部の押すな押すなじゃないからね(大麻なだけに)www←クサ(大麻なだけに)

まぁ、ということで大麻吸わない宣言させて頂いて、絶対にお縄にならないという安心感を得たからには、これからは大麻の有効性について逆に堂々と語っていこうと思います!フン!フン!

フン!フン!フン!

まず、最近は大麻を使用したことない方々でも、大麻が酒や煙草に比べて健康被害が無いってことはネットの普及のおかげでみんな知ってますよね。では、なぜ大麻は違法なのでしょうか?
まぁ、色々な歴史があって、大航海時代でのヨーロッパによるアステカ文明への進行や、アメリカの建国、第二次世界大戦敗北後GHQによる日本政府に対して改革への指令等、長い話になりますし、ネットにいくらでも落ちてるので興味のある方はお調べください。

調べていただければすぐにわかる通り、大麻の成分は薬や病気の治療に大変向いていますし、食料としてもスーパーフード並みに優れていたり、工業用の大麻(ヘンプ)では、衣料、建築資材、燃料(車も動かせる)、環境保全に非常に優れたプラスチックも作れます。
では何故世間では大麻に関する強力な風当たりが続くのでしょうか?

色んな要因がありますが、1番わかりやすいのがやはり利権の問題ですね。

上記した大麻による恩恵の殆どが、今現在石油で作られています。それは、たくさんの人に知られると経済の中心に居る方々には都合が悪いでしょうね。だって、石油なんて、特別な人達にしか掘削できないし、特別な人達にしか生成も販売ルートに載せることもできないんですもの。しかも、みなさんもご存知の通り、石油利権は中東の戦争の問題と深く関わっています。やっぱり戦争もビジネスなんですかね(白目)。大麻なんて、誰でも簡単に育てることができる。なんなら道に勝手に生えてくる雑草みたいなとこありますから(赤目)。

私がここで言っとくことは、逆の立場、いわゆる規制する立場でしたら、ネットの影響や昨今のCBDブーム等により市民による大麻の有効性に関しての気づきが広がりつつありますが、そこからさらに利権を得られる様、大麻を罰する法律を強化して、医療大麻等の新しく強固なシステムを発動させて、多大なる利権を継続していくでしょうね。
まあ、実際CBDも12月に規制対象になっちゃいましたしね〜(より目)。

と、いろいろ語ってきたところで、ドアのチャイムも鳴ったんでとりあえず今回はここまで。こんな夜遅くに誰だろう〜?

と、冗談はともかく今年は堂々と大麻のことを語っていきたい!なんてったってDJ SWANですもの!!

もちろんこのコラムのコーナーでは、音楽や現場の話はもちろん、他にも幽霊やUFOのオカルト話やしょーもない下ネタとかで今まで通りワチャワチャ楽しくやってイグつもりです。

今年も思いっきり盛り上げていきましょう〜♪

さよならっきょ♪ともだちんこ^

ともだちんこ〜

Hoseya Barrazaのミュージックバー『ホログラムシティ通称:THC』では、コラムの語り口そのものの生ホセヤさんと楽しく夜通しお話しできますよー♪
那覇にお越しの際には是非お立ち寄りください!!

The Hologram City(通称:THC)
那覇市久米2-16-48 地下1階

X(ex Twitter)
https://twitter.com/hoseyaBarraza
インスタグラム
https://www.instagram.com/TheHologramCity/

My Garo

内田樹の『俺のガロ』〜続きが読めると思うなよ〜
なくしもの

内田樹(UCHIDA ITSUKI)
俳優・映像作家・DJ・イラストレーターなど幅広く創作活動に励む15歳のクリエイター。

・YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@itsuki-t8w
↑今後たくさん動画がアップされていく予定ですので、チャンネル登録お願いします!

・出演作品
映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』2025年3月公開!
https://gaga.ne.jp/stepout/

琉球新報ドラマCM「象とオジーと友達と」
~新聞記事から生まれたリアルストーリー~
https://www.youtube.com/watch?v=Eelt8O_dmZ0

・映像制作
虐げられた民 / チョコモナカ●ャンボ(脚本・監督・演出)

https://www.youtube.com/watch?v=GZr2VSE3KT8

虐げられた民 / DRUMN(監督・撮影・編集)
https://www.youtube.com/watch?v=ddilRJbRt9U

虐げられた民 / サイレントモノクローム(撮影・編集)
https://www.youtube.com/watch?v=RypMcKVXh2M

146’s Manga

いっちょむ漫画『音語(ウトゥグチ)』

音語(ウトゥグチ)「シャカラカボン」MV

ヒューマンビートボックスというマイク一本で全てを表現する音楽スタイルでありながら、ビートボックスは「セカンドランゲージ=第二の言語」という主張を掲げ、独自の音楽を追求してゆく「音語」
全編マイクのみの完璧なサウンドアレンジに軽快なラップも相まって、ウルトラかっこいい渾身の1曲、「シャカラカボン」MVがリリースされました!
ヒューマンビートボックス未体験の方にも是非聴いてみてもらいたい一曲です!

音語(ウトゥグチ)関連記事
・ロングインタビュー前編
・ロングインタビュー後編

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フォトギャラリー・疾刃 @ 久米騒動〜秋ノ乱〜

2024/9/22 疾刃 @ 久米騒動〜秋ノ乱〜(ABDステージ)

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フォトギャラリー・MEGA X@ 超伝導DAY6

2024/10/27 フォトギャラリー・MEGA X@ 超伝導DAY6(THCステージ)

写真 by DAITAKU
https://www.instagram.com/daitaku69/

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フォトギャラリー・ワンチャイコネクション@ 超伝導DAY6

2024/10/27 フォトギャラリー・ワンチャイコネクション@ 超伝導DAY6(THCステージ)

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